開業1年目でよくある「デザイン失敗」とは?避けるべき3つの落とし穴
はじめに
開業したばかりの頃は、限られた資金の中で「できるだけコストを抑えたい」と思うのは自然なことです。
しかし、会社やお店の“顔”になるデザイン(名刺・ホームページ・ロゴ)を安易に選んでしまうと、後から大きなマイナスを背負ってしまうことがあります。
ここでは、私がこれまで多くの中小企業や個人事業の現場で見てきた「デザイン失敗例」をご紹介し、その回避方法をまとめます。
失敗①:安さだけで依頼してしまう
- 知人に頼んだ/格安サービスに発注した → デザインは一応できたが、品質が低い
- 更新ができない、サポートがない → 早々に使えなくなる
- 作り直しで 二重コスト になる可能性がある
回避方法
価格だけで判断せず、「実績」「サポート体制」「ビジネス理解力」を基準に選ぶ。
失敗②:テンプレートをそのまま流用
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無料テンプレートを使ったら、よくありがちなデザインに。
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「どこかで見たことあるサイト」では、顧客からの信頼が得られにくい
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ブランドの個性を伝えられず、問い合わせも伸びない
回避方法
テンプレートを使う場合でも、写真・色・キャッチコピーをきちんとカスタマイズし、自社らしさを出す。
失敗③:自作にこだわりすぎて時間を浪費
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「自分でやれば無料」と思って始めたが、慣れない作業に数週間〜数か月かかる
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いろいろやり過ぎてしまう。
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ユーザー視点で作れていない。
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理論を考えずデザインはセンスだと思っている。
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仕上がったものは素人感が強く、信頼性を下げてしまう
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本来やるべき営業や顧客対応の時間を奪われる
回避方法
重要な部分は専門家に任せ、自分は事業のコアに集中する。時間をお金に換算すれば、むしろ効率的。
まとめ
開業1年目にありがちな「デザインの失敗」は、すべて 短期的なコスト優先 から生まれます。
しかし、名刺・ホームページ・ロゴは、事業の「第一印象」を決める大切な投資です。
最初にしっかり整えておくことで、
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信頼を得やすい
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営業や集客の効果が高まる
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作り直しの無駄が減る
結果的に、長期的にはコスト削減にもつながるのです。
岐阜|デザイン経営とブランディング
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